部分実習が近づくと、「当日ちゃんとできるかな」と落ち着かなくなりますよね。この記事では、部分実習の前日までに済ませておきたい5つの準備と、当日の持ち物チェックリストをまとめています。準備の順番が分かると、緊張はかなり軽くなります。
部分実習で緊張するのは、性格のせいではありません
緊張の正体は「先が見えていないこと」
部分実習で緊張が強くなるのは、度胸がないからではありません。多くの場合は、当日の流れが自分の中でまだ映像になっていないことが原因です。
「子どもたちが集まらなかったらどうしよう」「途中で分からなくなったらどうしよう」——こうした不安は、まだ決めていない部分があるほど大きくなります。逆に言えば、決めておく項目を一つずつ潰していけば、不安は確実に減っていきます。
実習生を長く見てきて感じるのは、準備の量より準備の順番で差がつくということです。以下の5つを、この順番で進めてみてください。
部分実習の事前準備 5つの手順
① 活動を1つに絞る
まず、やることを1つに決めます。手あそびと絵本と製作を全部入れようとすると、時間も気持ちも足りなくなります。
初めての部分実習なら、「絵本を1冊読む」「手あそびを2つする」くらいで十分です。欲張らないことが、いちばんの緊張対策になります。
② 時間配分を3つに区切る
10分の部分実習なら、「導入2分・活動6分・まとめ2分」のように、3つに区切って書き出します。
分単位で細かく決める必要はありません。3つに分けておくだけで、当日「今どのあたりか」が自分で分かるようになります。これが分かると、焦りが一気に減ります。
③ 最初の一言だけ、決めて覚えておく
活動全体のセリフを覚える必要はありません。ただし、最初の一言だけは決めておいてください。
「みんな、こっち見てくれるかな」「今日は先生が絵本を持ってきました」——最初の一言が口から出れば、あとは体が動きます。実習生が固まってしまうのは、ほとんどが出だしの数秒です。
④ 子どもが動く場面を先に想像しておく
子どもは静かに座って聞いてはくれません。立ち歩く子、話しかけてくる子、前に出てくる子が必ずいます。
「立ち歩く子がいたら、その子の名前を呼んで隣に座ってもらう」くらいの対応を1つ決めておけば十分です。想定していた出来事は、起きても慌てずに済みます。
⑤ 前日までに担任の先生へ一言伝えておく
「明日はこの絵本を読ませていただきます」と伝えておくだけで、当日のフォローが入りやすくなります。
保育士側も、事前に内容を知っていれば子どもの動きを調整してくれます。一人で抱え込まないことが、結果的にいちばん安全な準備です。
部分実習 当日の持ち物チェックリスト
前日の夜に、次のものをまとめて確認しておきましょう。
- 指導案(担当の先生に提出した控え)
- 使用する絵本・教材(実物を必ず手元に)
- 予備の教材(1つだけ用意しておくと安心)
- 腕時計(時間配分の確認用)
- メモ帳と筆記用具
教材は当日の朝に探すと、それだけで気持ちが乱れます。前日のうちに一か所にまとめておいてください。
部分実習の準備でよくある質問
Q. 練習は何回すればいいですか?
声に出して2〜3回で十分です。回数より、時間を計りながら1回通してみることのほうが効果があります。
Q. 指導案通りに進まなかったら失敗ですか?
失敗ではありません。指導案は計画であって台本ではありません。保育士も日々調整しています。
Q. 緊張で前日眠れません
眠れなくても当日は動けます。それより、準備が終わっている状態を作っておくほうが眠りやすくなります。
まとめ
部分実習の事前準備は、次の5つです。
- 活動を1つに絞る
- 時間配分を3つに区切る
- 最初の一言だけ決めておく
- 子どもが動く場面を1つ想定しておく
- 前日に担任の先生へ伝えておく
準備が整っていても、当日は予定通りに進まないことがあります。それでも大丈夫です。子どもの前に立とうとしていること自体が、すでに実習として意味のある一歩です。


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