実習初日が近づいてくると、「自己紹介で何を話せばいいんだろう」「緊張して頭が真っ白になったらどうしよう」と不安になる学生さんは少なくありません。初めての実習先、初めて会う保育士さん、初めて会う子どもたち――緊張する要素がそろっているので、不安になるのはごく自然なことです。今回は、実習初日の自己紹介で意識しておきたいポイントを整理してみました。
自己紹介で意識したい5つのポイント
短くまとめるだけで十分
自己紹介というと、「きちんと話さなければ」「何か気の利いたことを言わなければ」と気負ってしまいがちです。ですが、実際には「学校名」「名前」「よろしくお願いします」といった簡潔な内容で始まることも多いです。面白いことを言おうとしたり、長く話そうとしたりする必要はありません。まずは笑顔であいさつすることを意識するだけで、十分に好印象につながります。
職員向けと子ども向けでは話し方を変える
実習先によっては、職員の方への自己紹介と、子どもたちの前での自己紹介の両方を求められることがあります。子どもの前では、「好きな遊び」「好きな食べ物」「好きなキャラクター」など、親しみやすい話題を聞かれることもあります。難しい言葉を使わず、短くわかりやすい言葉で話すと、子どもたちとの距離も縮まりやすくなります。事前に簡単な手遊びや、絵本・スケッチブックを使った自己紹介を1つ準備しておくと、当日の安心材料になります。すべてを完璧に用意する必要はなく、「これなら大丈夫」と思えるものが1つあるだけで気持ちが違います。
緊張して当たり前だと知っておく
声が小さくなる、言葉に詰まる、頭が真っ白になる――実習初日にはよくあることです。特別なことではありません。実習担当の保育士さんも、「初日は誰でも緊張しているものだ」とわかったうえで見ています。少しくらい言葉に詰まったり、うまく話せなかったりしても、それだけで評価が下がるわけではありません。深呼吸をして、いつもよりゆっくり話すことを意識するだけで、気持ちが落ち着きやすくなります。「本日より実習でお世話になります。○○学校の△△です。よろしくお願いいたします。」と、はっきりとした声で丁寧に伝えられれば、それで十分です。
「完璧に話す」より「感じよく伝える」を大切に
自己紹介でいちばん大切なのは、流暢に話すことよりも、あいさつをする・相手の顔を見る・丁寧に話そうとする姿勢です。最初はぎこちなくても、日々子どもたちや保育士さんと関わっていくうちに、自然と話しやすくなっていきます。実習に対する評価は、初日の自己紹介だけで決まるものではないので、そこだけを気にしすぎなくても大丈夫です。
前日までに少しだけ練習しておくと安心
自己紹介は、一度も声に出さずに本番を迎えると、余計に緊張しやすくなります。前日までに、鏡の前や家族の前で1回だけでも声に出して言ってみると、当日の落ち着き方がだいぶ変わります。長い文章を丸暗記する必要はなく、「学校名」「名前」「あいさつの言葉」の順番だけ決めておけば十分です。子ども向けの自己紹介も、好きな遊びや得意な手遊びをひとつ決めておくだけで、当日迷わずに済みます。もし実習先からオリエンテーションで自己紹介の時間や内容について説明があれば、それに沿って準備すれば問題ありません。
よくある質問
Q. 自己紹介で話す内容は、前日に台本のように用意した方がいいですか?
A. 一字一句覚える必要はありません。「学校名」「名前」「あいさつの言葉」の3つだけ決めておけば十分です。当日は多少言葉に詰まっても問題ありません。
Q. 子どもの前で何を話せばいいか思いつきません。
A. 好きな遊びや得意な手遊びをひとつ決めておくだけで十分です。難しいことを話す必要はなく、笑顔で「よろしくね」と伝えるだけでも子どもたちにはしっかり伝わります。
Q. 緊張して声が震えてしまいそうで心配です。
A. 緊張するのは自然なことで、実習担当の保育士さんもそれをわかったうえで見ています。ゆっくり話すことを意識するだけで、思っている以上に落ち着いて聞こえるものです。
まとめ
保育実習の自己紹介は、多くの学生さんが不安に感じやすい場面のひとつです。
- 短い内容で大丈夫
- 子ども向けには親しみやすい話題を用意しておく
- 緊張するのはみんな同じ
- 完璧さより感じの良さのほうが大切
こうしたことを頭の片隅に置いておくだけで、少し気持ちが楽になるはずです。焦らず、自分のペースで実習に慣れていきましょう。


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